日経新聞 半歩遅れの読書術(2025年)

日本経済新聞の書評『半歩遅れの読書術』で、2025年に紹介された本の一覧です。





2025年1月4日(土):【半歩遅れの読書術】

開高健のエッセイ集に憧れ 食らいつきたい経験と余裕

エッセイスト:森下 典子

2025年1月11日(土):【半歩遅れの読書術】

今に通じる『新約聖書』の名文 洗われるようなイエスの言葉

エッセイスト:森下 典子

2025年1月18日(土):【半歩遅れの読書術】

菊池寛「恩讐の彼方に」に圧倒 古びない人間永遠のテーマ

エッセイスト:森下 典子

2025年1月25日(土):【半歩遅れの読書術】

中野孝次の『「閑」のある生き方』 どのページからも希望湧く

エッセイスト:森下 典子


2025年2月1日(土):【半歩遅れの読書術】

韓日翻訳家 エッセイの情景 文字から離れられない日常

翻訳家:村井 理子

2025年2月8日(土):【半歩遅れの読書術】

眠れぬ夜に『親子の手帖』 子育て本は心のお守り

翻訳家:村井 理子

2025年2月15日(土):【半歩遅れの読書術】

瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』 兄の急死 子が手にした作品

翻訳家:村井 理子

2025年2月22日(土):【半歩遅れの読書術】

新しい世界学ぶ『マンガ 認知症』 義母の介護 手引書に

翻訳家:村井 理子


2025年3月1日(土):【半歩遅れの読書術】

佐藤正午『鳩の撃退法』のパズル 複雑な謎に囚われる興奮

作家:森 絵都

2025年3月8日(土):【半歩遅れの読書術】

濃く深い『きのこのなぐさめ』 菌類にふれ 蘇生する魂

作家:森 絵都

2025年3月15日(土):【半歩遅れの読書術】

古谷田奈月『望むのは』の先駆性 既成概念超える多様さ

作家:森 絵都

2025年3月22日(土):【半歩遅れの読書術】

キム・エラン短編集の重み 人生の正体 炙り出す

作家:森 絵都

2025年3月29日(土):【半歩遅れの読書術】

命の軌跡『浮浪児1945―』語られなかった戦災孤児

作家:森 絵都


2025年4月5日(土):【半歩遅れの読書術】

『エルマーのぼうけん』に教わる失敗 生き物に等しくある「限り」

演出家:飴屋 法水

2025年4月12日(土):【半歩遅れの読書術】

楳図かずお『わたしは真悟』の人間像 子供と大人の境にある秘密

演出家:飴屋 法水

2025年4月19日(土):【半歩遅れの読書術】

山下澄人『おれに聞くの?』と「この私」 受動で生まれた厄災を祝福に

演出家:飴屋 法水

2025年4月26日(土):【半歩遅れの読書術】

予感に満ちた尾辻克彦の短編集 音は、きっと生き物なんだ

演出家:飴屋 法水


2025年5月3日(土):【半歩遅れの読書術】

佐野洋子の涼やかな文体 企画書にしのばせた憧れ

脚本家:北川 悦吏子

2025年5月10日(土):【半歩遅れの読書術】

夏目漱石『こころ』の「先生」 描いてきた男性像に重ね

脚本家:北川 悦吏子

2025年5月17日(土):【半歩遅れの読書術】

『アンネの日記』を真似た幼少期 読み返し 過去の自分に遭遇

脚本家:北川 悦吏子

2025年5月24日(土):【半歩遅れの読書術】

姫野カオルコが持つ心の癖 書くことは許されること

脚本家:北川 悦吏子

2025年5月31日(土):【半歩遅れの読書術】

大島弓子が描く小さな解放区 いくら泣いて 怒ってもいい

脚本家:北川 悦吏子


2025年6月7日(土):【半歩遅れの読書術】

作曲家・戸田邦雄の二刀流人生 終戦へ 外交官としての言葉

音楽学者:岡田 暁生