日経新聞 半歩遅れの読書術(2024年)

日本経済新聞の書評『半歩遅れの読書術』で、2023年に紹介された本の一覧です。




書評選択


2024年1月6日(土):【半歩遅れの読書術】

草分けの紹介者によるアンソロジー 盛り上がる中国SFを一望

SF翻訳家:大森 望

2024年1月13日(土):【半歩遅れの読書術】

地球文明滅亡の危機描く傑作 米国SF希望の星あらわる

SF翻訳家:大森 望

2024年1月20日(土):【半歩遅れの読書術】

日本で人気突出、SF作家ホーガン 科学者の議論描いた異色作

SF翻訳家:大森 望

2024年1月27日(土):【半歩遅れの読書術】

現代日本SF作家の代表、酉島伝法 異形の生物描く衝撃作

SF翻訳家:大森 望


2024年2月3日(土):【半歩遅れの読書術】

箏曲家・宮城道雄の随筆 豊かな感性 仕事の合間に味わう

エッセイスト:松浦 弥太郎

2024年2月10日(土):【半歩遅れの読書術】

挫折時にひもといた魯山人 常に立ち返る仕事の哲学

エッセイスト:松浦 弥太郎

2024年2月17日(土):【半歩遅れの読書術】

立松和平さんに教わった「典座」 「食べ方は生き方」お守りに

エッセイスト:松浦 弥太郎

2024年2月24日(土):【半歩遅れの読書術】

動物行動学者・日高敏隆の一冊 「なぜ」と問うことの大切さ

エッセイスト:松浦 弥太郎


2024年3月2日(土):【半歩遅れの読書術】

「発酵デザイナー」の文化人類学に驚嘆 微生物と人間 自在につなぐ

歌人:川野 里子

2024年3月9日(土):【半歩遅れの読書術】

パレスチナの声を伝える書 無関心にあらがう人生の尊さ

歌人:川野 里子

2024年3月16日(土):【半歩遅れの読書術】

和歌で読む源氏物語 現代人の心に通じるリアル

歌人:川野 里子

2024年3月23日(土):【半歩遅れの読書術】

小山田浩子の「工場」に迷い込む 怪しい異空間への旅物語

歌人:川野 里子

2024年3月30日(土):【半歩遅れの読書術】

常識ゆさぶる渡辺松男の歌集 芋虫サイズの人間になって

歌人:川野 里子


2024年4月6日(土):【半歩遅れの読書術】

役の人生再現する俳優・山崎努 演技の中にだけある素顔

小説家:山下 澄人


2024年4月13日(土):【半歩遅れの読書術】

ドストエフスキーの内面描写 行為すべてに理由がある

小説家:山下澄人

2024年4月20日(土):【半歩遅れの読書術】

「知らない」を書いたカフカ 創作と工夫 驚くべき融合

小説家:山下澄人

2024年4月27日(土):【半歩遅れの読書術】

『アンネの日記』と戦争の悲惨 大人の理屈 いつ飲み込む

小説家:山下澄人


2024年5月4日(土):【半歩遅れの読書術】

森達也がきく生命・宇宙論 文系の疑問 代わりに追究

大阪文学学校校長:細見 和之

2024年5月11日(土):【半歩遅れの読書術】

人類とは何か 小説に託す宮内勝典 「私」は物質と地続きのもの

大阪文学学校校長:細見 和之

2024年5月18日(土):【半歩遅れの読書術】

詩人・金時鐘の封印された言葉 自分の過去 どう向き合う

大阪文学学校校長:細見 和之

2024年5月25日(土):【半歩遅れの読書術】

『啓蒙の弁証法』の視座 現代の「野蛮」に通ずる問い

大阪文学学校校長:細見 和之


2024年6月1日(土):【半歩遅れの読書術】

司馬遼太郎の描く源平合戦 都人と坂東武者の価値観

小説家:玉岡 かおる

2024年6月8日(土):【半歩遅れの読書術】

陳舜臣『鄭成功』の人物像 国際派ヒーローの気質

小説家:玉岡 かおる

2024年6月15日(土):【半歩遅れの読書術】

辺見庸『もの食う人びと』の予言 生への変わらない姿勢

小説家:玉岡 かおる

2024年6月22日(土):【半歩遅れの読書術】

須賀敦子『地図のない道』の冒険心 そぞろ歩きに思わぬ収穫

小説家:玉岡 かおる

2024年6月29日(土):【半歩遅れの読書術】

新田次郎『孤高の人』にみる作家の仕事 無名の人に命を吹き込む

小説家:玉岡 かおる


2024年7月6日(土):【半歩遅れの読書術】

森川すいめいが歩く自殺少ない地域 淡い人間関係にある親切

小説家:松浦 理英子

2024年7月13日(土):【半歩遅れの読書術】

プリンス、音楽記者との友情 孤独と死 哀感満ちた回想

小説家:松浦 理英子

2024年7月20日(土):【半歩遅れの読書術】

彩瀬まるが伝える東日本大震災 文学の水源 泡立つことば

小説家:松浦 理英子